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大きな転換期を迎えている今、私たちはこれからの未来をどう生き抜くか

田久保 善彦 リーダーシップ領域

23/09/07

本当に世の中が大きく変わるときに私たちが何をしなければいけないか。それは、変化に応じて私たち自身が変わり続けなければならないということです。自分達が変わるということは、学ぶということです。新しい情報を自分の頭の中に取り込んで、もしくは新しい今までしていなかった経験から新しいことを考えて、自分達の行動を変えていかなければなりません。

最近の例で言えば、本当に毎日気候変動の話やESGという言葉を聞かない日はありません。ビジネス業界も「環境」と言うようになりました。これは、20~30年前には全く無かったことです。環境の変化を理解し、企業行動を一社一社が変えていかなければいけないということを学び、私たちの行動が変わりつつある、変わってきた証だと思います。

こういうパターンで世の中に対応していく、もしくは出来れば今の状況を少しでも良くする方向に向かっていくことが、今後必要になってくると思います。ただ、冷静に考えてみるとこれは非常に大変です。一個人として考えてみても、例えばこれからは人工知能の時代です、生成AIが出て来たからChatGPT。デザインが重要。グローバル化だから英語は最低限必要でこれからは中国語も出来ないとねとか。あらゆることが次から次へと出て来たときに、とても一人では出来ません。

それぞれの人に、目の前の現実の問題があります。そうすると、そういうことがわーっとあれもこれもと言われると、やっぱり人間ってもう無理だなと思うと逆にやる気がなくなってしまうことがあると思います。でもその時に思い出していただきたいことは、あなたは決して一人ではないということです。例えば、英語は出来るけれど中国語は出来ないという人がいたら、中国語を使いたいときには中国語の通訳の人を連れてくればいいのです。最近は機械が同時通訳してくれるようなものも出来つつあります。テキストであれば、それこそChatGPTに英語を打ち込んで中国語に変換してもらうこともできるわけです。極論かもしれませんが、もはやビジネスのことだけを考えるのであれば、外国語を勉強するニーズは実は低くなってしまうかもしれません。AIの力を借りて、自分のやれることを広げていくこともできるわけです。

それゆえ、私は、やはりこれから先の大きな変化を乗り越えていくためのキーワードは、「人的ネットワーク」だと考えています。。時代が変化し、どんどんAIを活用する時代になってきたけれども、結局は人と人とのつながりに戻ります。例えば、アナウンサーという仕事は私には出来ませんが、そういうことをやりたければ「○○さんにお願いしよう」というネットワークがあれば、やれることの幅が広がります。中国語が出来ないのであれば、中国語のいい通訳を連れてくればまたそこでやれることの可能性は広がります。結局、世の中が変わり、どんなに複雑化しても、今ある課題を解決するために必要な人といかにつながって、お互いに信頼し合って良い物を作っていくことが出来るかということが大切なんです。例えば、会社単位でみると今までは全部自社でやろうとしていたことも、「あそこと組めば出来る」とここ10年くらいでスタタートアップと大企業のコラボや、オープンイノベーションなど、自分の得意な部分を磨いて他者とのネットワークを生かした取り組みが行われるようになりました。それは個人でも組織でも同じことだと思います。しかし、やはり人的ネットワークは一日で出来るものではありません。いかに周りにいる人からの信頼を獲得できるような行動をとってくか、積極的にそういうネットワークを作りにいくかが実は地味なようで将来のことを考えると大切なことになっていくはずです。

環境の変化に対応するためにはまず学びましょう。しかし、学ぶことにも限界があるため、日々の努力でいいネットワーク構築することも大切です。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 田久保 善彦

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