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英国における異文化(49):ストーンヘンジ

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

21/06/16

今日はロンドンから少し離れて、世界遺産の一部になっているストーンヘンジのご紹介です。皆さん聞いたことはあると思いますが、イギリスのどこにあるかご存知でしょうか。

イギリス全土を見ると、南の方の丁度真ん中位と思って頂ければいいかと思います。ストーンヘンジという名前自体は見た通り、石と○○という意味だと思われますが、元々これ自体で固有名詞です。"ストーン"は石だという事が分かりますが、"ヘンジ"の部分は古い英語で"張り出したもの"というような意味で付けられたと考えられています。語源というのは絶対に正しい解釈とは言いきれないところがありますが、一般名詞として、○○ヘンジといって、このような石でぐるりと丸く輪を描いたような遺跡の事を指すことがあります。日本語では環状列石群と言います。環状は山手線と同じ環状、列石は石が並んでいる群れということなので、見てその通りです。もしくはストーンサークル、石のサークル、円などと呼んだりします。今、頭の中にストーンヘンジが思い浮かぶ方はお分かりだと思いますが、縦に墓標のような大変大きな石が建っています。それが全体に円周を作るような形で並んでいます。

今は全てにあるわけではないのですが、縦に高くなった石の上に横にも石が並べられて、扉や門のように円周の一番上を作っていたと思われます。昔は恐らくそれが全部に有って、一周ずらりと円周を一番上の横の石が取り巻いていたのだと思いますが、それが一部崩れている形だと思われます。これらはなぜ作られたのかという話は散々出てきているので、ここでは多くは繰り返しませんが、正直なところ、何に使われたのかはよく分かっていません。宗教だと言う人もあれば、天体観測だと言う人もいて、色々と言われています。この石自体も少し離れた所から持ってきたようだと言われています。紀元前3000年位から長い時間を掛けて作られたようだと言われているわけです。これだけで古代ファンの人達はとても嬉しいと思います。

このように非常に有名で、なおかつ世界遺産にもなっているところですが、実際にイギリスを観光で訪れる日本人観光客がストーンヘンジに行っているかというと、そうでもないようです。実はストーンヘンジは行くのが中々難しくて、ツアーに入っていたり、もしくはレンタカーを借りたりしないと、公共交通機関で行くにはかなり難しい所です。私の場合は2回程レンタカーで行きましたので楽でしたが、車が無いと難しいかもしれません。

原っぱの中に環状列石群があるのですが、大昔は周りに囲いも何も無くて、出かけていってちょっと抱きしめてみたり、あるいは舐めてみたりも出来たのだろうと思いますが、今はロープが張ってあって普通は入れません。世界遺産の保護のためです。ただ一般の観覧時間が終わった後に特別なツアーが出て、それに応募するとサークルの中に入れるというようなものがあるようです。今は新型コロナウィルス感染症の流行もあり、中々私達は行けませんけれど、やがてそういう事が出来るようになるといいと思います。

ただイギリス各地は入場料が非常に高いです。ストーンヘンジは自然の中にあるものですが、やはり入場料は必要です。ここはEnglish Heritageという団体が管理しているのですが、直接国が経営している博物館等とは違って費用がかかるからでしょうか、一人19.50ポンド、日本円にすると3千円近くします。3千円出してもいいよという方はたくさんいらっしゃると思いますが、日本的な感覚で言うとちょっと高いなという気はします。

でも世界遺産ですから、一度は見てみたいと思います。見学は予約制になっていて、恐らく見学時間が指定されたりしていると思います。久しぶりにこちらの専用のホームページを調べてみて、色々と見てみたのですが、面白いことがありました。観光施設に入るとオーディオガイドというのがありますね。それだと説明は要らないと思うのですが、このオーディオガイドが無いと書いてあります。あらかじめホームページからフリーで各国語(日本語もあり)の説明をダウンロードして、それを持ってきてください、と書いてあるのです。それはサービスの為にやっているのかなと思いましたが、よく考えてみると今はコロナ禍のご時世なので、機械のやりとりをしたりといったことを避けているのではないかと思います。今の時期の特徴なのかなとも思いますが、本当のところは分かりません。

ところでこのストーンヘンジ、ご存じないかもしれませんが、実は隣にあるものと共同で、二つで一つの遺産を作っています。隣にAveburyという所があり、そこにも小さな環状列石群があります。

今日のまとめ:
今日は世界遺産の一部を成しているストーンヘンジ、名前は有名ですがどのような所か、そして最近の情勢についてお知らせしました。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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