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ビジネスに関係した英語表現(45):産業名(3)

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

20/10/15

今日はビジネスに関する英語表現で、シリーズの産業名称についての三回目です。毎回同じ話からですが、これは総務省の日本標準産業分類にある用語で、日本語で書かれているものですが、それを英語として訳すとどうなるか、オフィシャルなものではありませんが、私が調べてお知らせしているものです。

今日は、鉱業です。「コウギョウ」と言っても日本語の「コウギョウ」は色々あります。かねへんに広いの「鉱業」です。

先ずは炭鉱、鉱山の事を英語でmineと言います。「私のもの」というmineとスペルも音も同じですが、別の単語です。I、my、me、mineのmineと一緒です。「鉱業」自体は、mining industryと言います。この場合は掘り出すという動詞をingにしているのですが、鉱山は先ほど言ったようにmine、掘り出すという動詞もあるし、鉱山という名詞もあります。もう一つ、mineというと地雷です。地雷もmineといいます。ゲームにマインスイーパーというのがあるのをご存知でしょうか。開けていって、当たると爆発してゲームオーバーになるものです。それともまた違う意味です。最近流行っているマインクラフトというゲームがありますが、そのマインクラフトは鉱山、掘るという事だと思います。

いきなり余談から入りますが、最近ビジネスの世界にもAIの時代で、text miningというものが流行っていますがご存知でしょうか。これはビジネスに限らず学問の世界でもあるのですが、データベースとして膨大なテキスト情報というものがあります。最近では気軽に皆さんがそれを使える時代になったので、沢山のデータベースを一度に調べる、検索をするという事ができるようになって、その中から色々な傾向や情報を探りだし、研究者は研究に活かす、ビジネスパーソンはマーケティング等に活かすということが流行っています。それをtext miningと言います。この場合はテキストを「探す」というよりも、テキストの中を探していき、役に立つものを探すという意味です。例えば、電子掲示板等の書き込みの中から最近消費者がこういうことに興味を持っている、というようなものをあぶり出すという使い方をするわけです。その用語でtext miningと言います。ぜひ覚えておいてください。

鉱山というと炭鉱が有名だと思いますが、石炭は英語で、coalといいます。鉱山はcoal mineです。金山と銀山と銅山は言わなくてもおわかりでしょうか。gold mine、silver mine、copper mine です。一番我々の生活に影響があるのは鉄だと思います。鉄の鉱業で鉄鉱業があります。鉄分を山から掘り出すものですが、これは英語ではthe iron mining industryと言います。かねへんに広い方の「鉄鉱業」は鉄を掘り出す方で、この場合の鉄はironで、これは材料としての鉄です。製品として「鉄鋼」というものがあります。これは鍛えに鍛えて硬くした「鋼」です。こちらはsteelと言います。鋼を作る方の産業は鉄鋼業ですが、鋼の字はかねへんに岡と書いて鉄鋼業でthe steel industryとなります。鉄の種類はたくさんあり、鋳鉄とか、銑鉄とか、錬鉄とかあり、昔の私はこういうものまで調べていました。

石炭、金、銀、銅、鉄と、鉱物のイメージですが、先ほどの日本標準産業分類では、油や天然ガスも鉱業の産業です。原油鉱業はthe oil mining industry やはり油を掘って採るというイメージです。ですので、miningというのは何も硬いものだけではないということがわかります。そうすると天然ガスはthe natural gas mining industryとなるわけです。

ところが石の場合はちょっと言い方が違うようで、石の鉱業とは言いません。日本語では採石業と言います。採石業の採は「採用」の採で「採る」ということです。これを英語では動詞のquarryというのを使います。stone quarry industryと言います。quarryは元々、石を切り出すという意味です。なので、stoneと付けなくても通じるようです。quarry industryと言っても意味が分かります。逆にstoneを付けると専門用語では重言といいますが、重なってしまっているという事になりますが、どちらでもいいと思います。

最後に一つ、この標準分類の中で耐火粘土鉱業というものがあります。これは要するに、焼き物を作る時の元になる粘土の事です。英語ではthe fireclay industryと言います。火の土のインダストリー、fireclay industryと言います。

今日のまとめ:
本日は鉱業、かねへんに広いの「鉱業」の英語表現をお話しました。英語で色々な表現を学べたと思います。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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