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VUCA時代⑦心技体(心と体)

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

19/09/02

VUCAの時代に私たちはどうしたらいいのかについてお話ししています。今の時代、ロールモデルがありません。今までだったら、ちょっと何年か前の先輩を見てその真似をしていけばよかったわけですが、この先本当にロールモデルがいないということは、自分で勝手にどうしていくべきかを考えて、頑張って目指すしかないわけです。そこで、どういう枠組みで、何を考えておけば良いのかについて考えていきましょう。今日はこの先の時代に必要な力ということで、日本でよく使われる「心技体」という枠組みの中から「心」と「体」について考えていきます。

まず、これからの時代に必要なのは、心(マインドセット)ですが、これは正に文化そのものかもしれません。
VUCA時代を生き抜くためには、その時代の特徴に応じたマインドセットが必要です。
V=激変  :変化に適応していくマインドセット
U=不確実 :よく分からないものを受け入れていくマインドセット
C=複雑性 :複雑な物に対応していくマインドセット
A=曖昧  :グレーな物を許容しておく、一旦おいておくというマインドセット

変化の激しいこの時代では、これからどうなるのか、何が良くて何が悪いのかよく分からないことばかりです。そうした事態の中で不安になってばかりいるのではなく、「まあそういうこともあるか」とポジティブに変えていくようなマインドセットが非常に大事ではないでしょうか。
人間は先が見えないことに対して不安になりやすいです。しかし、そんなの当たり前だからしょうがないと思った方が気楽に生きられます。そういったマインドを意識的に癖付けていきましょう。

それでも人間は、不安になるとメンタルが弱ってしまう部分があります。それは強いメンタリティを意識的に持つためにトレーニングしていくこともとても大事です。

ではどんなふうにトレーニングするのかというと、少しずつ負荷をかけていきます。これも癖付けです。いきなりがーんと負荷をかけると心が壊れてしまうということになりかねないので、何か少し嫌だなと思っていることに頑張って向き合ってみることから始めます。そういったことの積み重ねです。残念な自分を発見した時に、「何かちょっと嫌な人だなぁ、私」と思うことが日常の中でたまにあるかも知れません。嫌な人だなと思ったのは少し残念な自分だったからですよね。普通はそういう自分と向き合いたくないわけですが、そういうときこそ、「何でそういうふうに思っちゃったんだろう」と、嫌な自分と対峙するとストレスがかかります。でもそのストレスを敢えてかけながら、それに対峙してそれを乗り越えることができたら、少し成長した気分になります。同時にちゃんと乗り越えられたという自信が「自己効力感」に繋がっていきます。こういったことを少しずつ積み重ねていくことがメンタルを鍛えていくことにつながるはずです。
私は若い頃からこれを意識的に続けています。しんどかった記憶も、その時はただしんどかったわけですが、何か乗り越えられた後に振り返ると、出来た自分という明確な自己効力感が持て、またそれがパワーの源泉になるという側面もあると思います。

前回は、「自分は何者なのか」を考えましたが、自分をきちんと見つめ直し、自分と向き合うということが大事なことなのだと思います。残念な自分も頑張っている自分も全て自分として受け入れていく。良い面も悪い面もたくさん発見しながら、自分というものを理解していく中で、自分の可能性をちゃんと信じること、こういった時代を生きていける自分や変われる自分をちゃんと信じていく力は非常に大事です。

次に「体」です。人生100年時代です。やはり気力があっても、体自体が健康でないとしんどいです。
普通に元気な時に将来のことを考えるのは億劫だと思いますが、長く生きるであろう時代だからこそ、若く元気な内から、健康のことをしっかり考えておきましょう。パーソナルトレーナー曰く、筋肉は50歳までは付くそうです。最近では、ずっと筋トレしている人であれば60歳位まで筋肉をつけることができるそうです。私も必ず週1回の筋トレは何よりも優先しています。はやり筋肉をちゃんと付けておいて、60歳からは今度は維持していく必要があるので、60歳までが勝負ということで体のトレーニングに励んでいます。日本は将来、医療保険財政がかなり厳しくなっていきます。そのためにもみんながやっぱり元気で生きていくことは非常に大事です。意識的にスポーツをする習慣を付けていかなければだめなのだと思います。

では、今日のまとめです。「こころ」と「からだ」の健康あっての能力開発です。まずは、自分の健康管理にしっかりと注意をして、健康な体があって、良い心が宿るという順番だと思いますので、「心技体」と良く言いますが、「体心技」まずは、体を鍛えて、その上で心を鍛えることがとても大事なのではないのでしょうか。
後日掲載いたします。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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