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人材マネジメント(HRM)を自らの武器にしてフルスイングしよう① 人事制度や人材マネジメントに対してみなさんが抱きがちな感情

芹沢宗一郎 組織・リーダーシップ研究

19/04/30

今回のシリーズでは、いわゆる「人事制度」や「人材マネジメント」を社員の目線から考え、より生き生きと働くためにどのようにこれらを自分の武器にしていったらよいのかについてお話しします。

人材マネジメントとは、英語で『Human Resource Management(ヒューマン・リソース・マネジメント):通称HRM』と言います。これは、採用・育成・配置・評価・報酬といった一連の人事の諸制度により、社員を成果に導いていくことを目指します。みなさんは自分の会社の人事制度を理解されていますか?

意外とご存知ない方が多いのではないかと思います。現場で働く社員の皆さんにとっては、人事制度はどこか別世界の話で、人事が作った制度やルールに自分たちが縛られるといった受け身の印象をお持ちの方、場合によっては被害者意識を持たれている方がいます。実は、管理職の方であっても同じような意識を持っていらっしゃいます。そのため、HRMの本来の目的や効用が、上司の理解不足のためにうまく部下に伝わらず、結果的に上手く動機付けがなされないということがよくあります。上司が人事制度をきちんと把握して、その制度のもと部下を評価・動機付けするというのが望ましい形ですが、人事制度をしっかり理解するという意識が欠けている方が多いのが現状です。

ここで、HRMについて少し説明していきます。
変化が厳しいこの社会を生き残っていくためには、しっかりと戦略を立ててそれを実行し成果を上げていくことが求められます。実際に戦略を実行する主体は社員の皆さんです。戦略を実行していくためには社員がどのような能力をもったらよいのか、どう行動すれば結果が出るのか、それを示すいわば道しるべとなるのが、このHRMの一連の制度です。したがって社員も今こそ意識を変える必要があります。すなわち、みなさん働く側が、HRMから会社の意図や期待をしっかり読み解くことで、自らの成果を生みやすく、同時に自己成長を実現しやすくする。HRMを会社から課されものから、"自らの武器"として積極的に利用していこうという考え方に転換すべきなのです。

では、HRMをきちんと理解するためにはどうしたら良いのでしょうか。
基本的には、そういう諸制度は必ず明記されているため、規定を読むことで把握することができます。しかし、実際には会社の規定をしっかり読み込んでいる人は少ないでしょう。これは会社の責任でもあります。ただ「規定を読むように」と言うだけではなく、経営側あるいは上司からもしっかりと社員とコミュニケーションをとっていく必要があります。経営側もきちんと説明をしつつ、社員も受け身ではなく、自ら主体的にまさに武器としてHRMの活用法を意識する必要があります。

グロービスでもHRMのクラスがありますが、そこでもどうしてもHRMは人事屋の世界というイメージをお持ちの方々が多く、自分が受けてもメリットがないと思われる方がいらっしゃいます。しかしHRMはどなたにとっても武器になりうるものであり、沢山の方に学んでいただくことで自らの働き方が変化したり、より前向きにお仕事に取り込めるのではないかと思います。
では、今日のまとめです。
HRM『人材マネジメント』というのは、会社あるいは人事からルールを課されているというこれまでの受け身の姿勢から、自らの成果創出や自己成長するための武器として積極的に活用していこう!というお話でした。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 芹沢宗一郎

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