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第2話:ビジネスに関係した英語表現(35):仕事の開始とやりとり

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

18/03/28

今日は、ビジネスに関した英語表現シリーズです。本題にだんだん入ってきて、ようやく仕事場につきました。ビジネスマンの一日をずっとしてて、その仕事が始まってから後のいくつかの事を今日はやろうとしています。

まず、会社につきますと、大抵のオフィスでは着席をします。くだらないことですが、着席するというのは何と言いますか。sit down、have a seat等という言い方をします。普通はデスクがあるので、sit down at the deskという表現も覚えましょう。sit downであってchairが出てくるのはもう当たり前ですので、机について座るということです。sit down at the deskという表現を覚えましょう。

そして、パソコンを入れたり電気をつけたりします。その時の動作の表現はturn onでした。向こうのオフィスだとよくありますが、その時までについてる留守録のメッセージをまず聞いてから仕事に入るというようなことがあります。留守番電話を何というかというのが実は色々な言い方がありますが一つだけ、voice mailという言い方があります。声のお手紙という事です。それを聞きます。操作するときに色々なボタンを押しますが、数字の書いてあるボタンはnumber keyです。これはわかりやすい。日本と違うのは、シャープのマークとそれから米印的なアスタリスクと普通は英語では言いますが、そのマークについてです。あれを何というかというのは少し細かいことですが、意外と知られていません。アスタリスクの方はstarといい、star keyと言います。そして、シャープの方はシャープと言いません。これは僕の調べたところによるとアメリカではpound key。パウンドケーキのpoundです。それからイギリスではhash key、ハッシュタグのhashです。ツイッターのハッシュタグはシャープだからhash keyです。シャープと言わない、僕も和製英語的な表現に気をつけなきゃいけないところだなと思いました。

そして、皆さんが仕事に入る前に今日のスケジュールは、というのでスケジュール帳を見ます。私も大体研究室につくと今日は何があったっけっていうようなことを見て、これがあったかといって反省することが多いです。スケジュール帳、手帳のことを英語ではdiaryと言います。日記ですね。それでまず間違いないです。check the diary.もしくは、そこに今日あれをするこれをする誰と会おうというようなことを羅列してあるようなものだとappointment bookという事もあります。色々な人と会う約束を書き付けた、約束をしている本ということなので、appointment bookです。英語ではbookというものは所謂日本でいう本というものと少し違って綴じてあるものは皆bookになります。紙に錐で穴をあけて縛ったり昔しましたが、あれもbookというように言います。感覚に気を付けましょう。

その辺りに予定を書き込みますが、会議を予定に入れるという時の予定に入れるという動詞をscheduleといいます。これ、scheduleは名詞です。それを動詞で使います。I scheduled that meeting.その会合を予定に入れましたという風に使います。じゃあscheduleは名詞にも動詞にもなります。英語にはそのようなものが凄く多いです。そして、僕よくやってしまいますが、ダブルブッキングというものがあります。今日見たら3時に誰誰さんに会う、3時に彼から電話があるということです。あ、しまったダブルブッキングしてしまったということがよくありますが、ダブルブッキングというのは実は日本人が使う間違った英語の一つで、スケジュールがバッティングした時はダブルブッキングと普通は言わないそうです。schedule conflictと言います。conflictっていうのは、摩擦をしあう、ぶつかり合うという意味です。

コンフリクトの綴りは、c-o-n-f-l-i-c-tと綴ります。同僚のイギリス人にも聞いてきましたが、ダブルブッキングというケースではよっぽどインフォーマル、友達同士でないと使えませんという風にアドバイスを受けましたので、会社の中では使いません。だから日本人がスケジュール見て、げ、ダブルブッキングだと言うことはやっぱり本来と違う使い方をしてて、本来はそのホテルの予約や観劇の予約などに対して使うものというのが原則です。それが分かったところでスケジュールを組み直します。これはreをつけてrescheduleとやります。I rescheduled.それで私はスケジュールの組み直しをしましたということです。

次に、普通一人でオフィスを構える人ことは相当な人で普通はその周りに人がいます。自分から見ると上司がいれば同僚がいれば部下の人がいます。これは前にやりましたが、上司はboss。同僚はco-worker。coはこの場合、一緒のという意味のcoで、一緒に働く人です。そして、部下っていう表現も英語ではsubordinateという表現があります。しかし、あまり目にしません。例えば私には部下が30人いる時にはI have 30 people under me.僕の下にというような言い方をすることが多いようです。ただ上司の事はbossのほかにもsupervisorという言い方があります。学問の世界では、指導教員の事ですが、上司一般でも使います。

そして、上司というのは色々な裁可を仰ぐ存在ですが、指示を仰ぐという表現、ask my boss for instructions指示がinstruction。応用編で同僚に手助けを仰ぐときはask my co-worker for helpあるいはassistanceというような表現になります。help、assistance。手伝ってもらうという事です。

今日のまとめです。オフィスにつき、まず見渡したところにあるもの、コンピューターを入れるとかスケジュール帳を見るとか、周りにいる上司や同僚に話しかけるという所の表現のお話をしました。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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