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高田仁准教授一覧

ビジネススクールで学ぶということ(2) (産学連携マネジメント/高田)

08/04/01

前回に引き続き、
「ビジネススクールで学ぶということ」
をテーマにお話します。


■ビジネススクールのカリキュラム
一般的なビジネススクールの
ベーシックな科目としては、
財務会計、人的資源管理、
マーケティング、企業倫理、
戦略などが挙げられます。
これらを基礎とした上で、
ビジネススクールごとの
特色を反映した
様々な科目が組み合わされ、
独自の体系的なカリキュラムが
つくられています。


例えば、
ファイナンスに強い
スクールもあれば、
新しい会社や事業を興す
アントレプレナーシップに
力点をおいたスクールなど、
様々なタイプがあります。
QBSの場合は、
先ほどのベーシック科目の上に、
2つの柱を置いた
カリキュラム構成となっています。
1つはアジアビジネス、もう1つはMOT
(技術経営:Management of Technology)です。


アジアビジネスは、
九州の企業にも
かなり身近なビジネスに
なってきました。
QBSでは、「アジアの産業と企業」、
「中国ビジネス」、
「アジア・ビジネス戦略」
などの科目を開講し、
アジアと九州を結ぶ
ビジネスの架け橋となる
人材の育成を目指しています。
さらに、それに加えて、
中国をはじめとする
アジアの主要な
ビジネススクールとの提携を進め、
良好な関係を構築してきました。
この提携関係に基づいて、
互いに交換留学生を
派遣する留学制度を設けたり、
現地を訪問して
特定のテーマに関する
ディスカッションを行う
交流プログラムも実施しています。
このように、
身近にアジアビジネスに触れる
機会が多いという点は、
QBSの特徴の1つといえます。


技術経営については、
例えば、研究開発や
イノベーションのマネジメント、
最近話題になっている
知的財産の管理、
物作りの生産管理、
私の専門とする
産学連携マネジメントなど
に関する科目が開講されています。
MOTのコンセプトは、
技術をもっと経営の力として
活用していこうということですから、
その実現が可能な
人材の育成を目指しています。


■ビジネススクール修了後の活躍の場
QBSの場合は、
企業に勤めながら、
あるいは
自分で会社を経営しながら
通学される方が大半ですが、
留学生の中には、
帰国後にビジネスを立ち上げ、
今や従業員数百名の大きな会社に
成長させたという例もあります。
また、日本人で会社を
経営されている方の中には、
中国に進出して事業展開を
行った例も多数あります。
MOTの観点からは、
QBSの在学中に
技術系のベンチャー企業を
立ち上げて、
大手のメーカーと提携して
具体的な事業化を進めている
例もあります。
また、既に様々な雑誌で
紹介されていますが、
ロボットベンチャーを立ち上げて
頑張っている方もいます。
あるいは、
既存の製造業の中でも、
いかに効率よく
新しい技術開発を行うか
という問題に
取り組んでいる方もいます。


欧米では、
MBAを取得した後に、
給料のさらに高い企業に
転職するという例が多いのですが、
日本ではこれは
まだ一般的ではありません。
総じて日本では、
MBAを持っていることと
高給で雇用されることとが
直結していないのが現状です。
しかし、今後、
経営のグローバル化が
さらに進めば、
国際的なビジネスの場において、
MBAホルダーを相手に
交渉する機会は多くなるでしょう。
そうすると、MBAの知識を
備えておく必要性は
必然的に高まりますし、
結果として、企業としても
ビジネスの専門知識を持つ
MBA人材を雇用し、
高給を支払うケースは
増えてくるだろうと考えられます。


■九州大学ビジネススクールのアピールポイント
QBSの特徴は、
先ほどお話したように、
アジアビジネスを
非常に身近に感じることのできる
環境が整っており、
充実した教育プログラムと
様々な提携校があることです。
また、MOTに関して
深く学ぶことのできる環境が
あることも、大きな特徴です。
何よりも、
働きながら学べるという点は、
非常に重要です。
自分の経験を振り返り、
整理をして
一つ区切りをつけた上で、
それを積極的に次のビジネスに
活用していきたいと考えている方には、
非常に多くのことを
学んでいただける場だと思います。


QBSの次回の入学募集は9月、
入学試験の実施は
10月から11月を予定しています。
4月に入り、新しい生活を
始められたばかりの方も
多いと思います。
QBSで学ぶことに
関心を持たれた方は、
ホームページなどを
参照いただき、ぜひ積極的に
アプライしていただけると幸いです。

分野: 高田仁准教授 |スピーカー:

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